〔報告〕医療と介護のおしゃべり会
2月28日「医療と介護のおしゃべり会」特別企画で、「好きな場所で愛する人に見守られながら逝くことができたのは何故」をタイトルに、離島での終末医療、行政と施設の連携のお話をオンラインでお聞きしました。
印象的だったのは、
・ 公立久米島病院の津波さんが、看護部長という職務を超えて、看護師のリクルートから島の生活を知る機会をつくるなど、あれこれ考え1つ1つ体制をつくってきたこと
・ 離島という不利な条件をバネにして「ないものねだりをしない。なければつくる」という姿勢で地域で最後まで暮らせるような仕組みを考えたこと
・ 10年ほど前までは、訪問看護のしくみもなく、病気になったら沖縄本島に送られ、家族がバラバラになってしまう状況であったこと
・ 独りよがりではなく、いろいろなアンテナを張って、人を動かし、思いを実現していったことがわかりました。
沖縄本島にある児童相談所との連携も病院を中心におこなったそうです。