衆議院議員選挙 田嶋要さん(立憲民主党)を推薦

市民ネットワークみはまは、10月4日に千葉1区(中央区・稲毛区・美浜区)の会員を中心に呼びかけ、オンラインで田嶋さんとの懇談を行いました。
そこでは、事前に4つの質問を示し考えをお聞きし、自由な参加者による質問も行いました。
市民ネットワークの考えと違う方向ではないことを確認し、推薦することを決めています。

質問と回答は以下の通り

①前回の衆院選では、最終的に希望の党からの出馬となってしまい、私たちもガッカリ感を持ちました。そのときの経緯や、その後、希望の党から無所属になり、今の立憲民主党になった理由をお聞きしたい。田嶋さんを応援していいのかと思っている市民に説明をお願いします。

当時民進党は、全員で希望の党に行くはずだった。立憲民主党が立ち上がり、そこに行くべきか、無所属になるべきか悩んだ。準備が進み民進党の仲間と希望の党に行くことを判断した。1357票差で負けた。選挙期間中は、小池さん(当時希望の党代表)が応援に来るのを断った。
無所属で2年3カ月、もう一度旧民主党の仲間でまとまろうと立憲に入った。一度希望の党に入ったことで、主義主張が変わったと言われたが、自分の目指す政策や考えは何も変わっていない。現在、野党1党として選挙に望める形ができたと思っている。

②ジェンダー政策について
女性議員を増やすために何をしたらよいと考えるか
子どもや若い女性を性の商品化しがちな日本の社会の風潮についてのどのように思い、意識を変えていくためにはどうしたら良いと考えるか

問題意識を強く持っている。世界に比べると日本の特異性が突出している。 
政治は生活の様々な問題を扱うのに、人口の半数の女性が少ないことは問題。
立法措置をして、パリテを実質的にしていく方が良い。
千葉1区では女性候補者を立てるように努力している。
日本が土建国家・金権政治を進めてきたのは女性が少ないから、少子化問題や子育て政策などに政治の光が当たらなかったのは女性が少ないから。

③原発/自然エネルギーについて
原発を無くしていくための道筋をどのように考えているか
千葉市でも中央区をはじめ耕作放棄地などに太陽光パネルを設置するケースが増えています。近隣民家の住環境に影響があるとの課題が持ち上がっています。
エネルギー施策と環境問題への対処について、お考えを聞かせください。

3.11の時に現地本部長を原発直後の3か月務めた。  
以前は安全性の面から原発を止めていくと訴えていたが、過去5年くらいは経済合理性として、もはや原発は選択肢になりえないと考えている。増設や新設はありえない  原発をなくさないと再生可能エネルギーが伸びない。立憲は、50%再生可能エネルギーと掲げている。経済合理性の観点で無くしていかなければならない。一日でも早く原発を終わりにする。  
屋根上ソーラーと食の生産とエネルギーの生産をセットで行うソーラーシェアリングを推進していきたいと思っている。環境問題との関係、鴨川のメガソーラーは地域の人と連携し止めたい。自然破壊型のメガソーラーはやらせない。

④平和に関する施策について
 千葉市幕張メッセで行われる「武器見本市」の開催についてどのように考えるか
 木更津オスプレイの暫定配備についてどのように考えるか

安保法制の問題も含め考えていかなければならない武器輸出3原則が安倍政権で180度方向性を変えた。 
立憲では、防衛装備一点三原則に関して、基本政策の中で明記されていない。党内議論は不十分。 
「武器見本市」地域住民が不安に感じることについてはやめてもらいたいと思っている。 
「オスプレイ暫定配備」野党共闘の項目にも入っていた。専守防衛の観点から必要性があるのかハッキリしないことから反対していく。 
平和に関する政策も強化していく。
立憲としても、平和・安全保障に関することが政策として難しい。日米同盟を基軸としていくことはハッキリしている。専守防衛を大前提にしながら、憲法の許す範囲で日本を守り抜く、アメリカと対等な関係を作りながらやっていきたいと考えている。